無事最終クールの「CapeOX治療」に突入し、とりあえず一安心。
副作用はこれまでもあったものの今回は症状が酷く何も手を付ける気にならない毎日を送っております。。。しかし、自分の身体ですし“これが最後”と自分に言い聞かせ乗り切るしかありませんもんね。
ということで、2月も半ばに差し掛かりましたし『お小遣い回収クエスト』を再開させるべく医療費確定申告の準備にとりかかる私なのでした。
前記事で紹介したように、私が今回選択したのは「PCで書類をこさえて印刷して書類提出する(『黄』)」というミッション。ご好評につき今回もロールプレイングゲーム(RPG)風に経過をお伝えいたします(笑)。
勇者は、何から手を付けてよいのか分からないまま国税庁ホームページへ突入、前回のクエストで発見済の画面右上『確定申告書等の作成はこちら▶』の扉をくぐったのでした。
前回の訪問時に決めていたマイナンバーカード等の装備も必要のない「印刷して提出」へ足を進めるのでした。
e-Taxなど他の攻略方法と比較したことがない、ましてや医療費確定申告自体が初体験な勇者にとって、この選択が最良だったかどうかは知る由もないのでした。
攻略しなくてはならないステージは、「収入金額等」、「所得控除」、「税金の計算(税額控除等)」、「延納の届出」と「分離課税の収入金額・所得金額」の5つ。
このうち、他に収入源がない専業サラリーマンの勇者にとっては「収入金額等」と「所得控除」が主なターゲット。
「税金の計算(税額控除等)」欄に至っては、ほぼ自動で計算してくれる仕様となっている様子、その他の「延納の届出」と「分離課税の収入金額・所得金額」には、今回の勇者の状況では攻略不要(無視)できる内容なようだった。
“これなら、イケるかも・・・♪”
思っていたより簡単な作業であることを悟った勇者は、意気揚々と入力画面へ進んでいくのでした。
生年月日など個人情報を一通り入力を済ませた後、いよいよ具体的な集計作業に入る勇者。
彼がアイテムボックスから取り出したのは「源泉徴収票」・・・・これが今回の2020年度ぶんの収入を証明する唯一の書類、PC画面の案内に従い必要事項を入力していくのでした。
“なにこれ、むちゃくちゃ簡単じゃんよぉぉ!”
これぞ伝家の宝刀“源泉徴収票”、抜群の攻撃力であっさり「収入金額等」ステージを攻略したのでした。
ここで、ウエブページに仕組まれていた“自動計算”魔法が発動し、「所得控除」、「税金の計算(税額控除等)」には計算結果が既に表示されているではないですか。
収入源が給与だけで、他に申告する項目がない状態の確定申告書は、このように自動で出来上がる魔法が掛けられているようだった。
「源泉徴収票」情報を入力することでは土俵に上がることができるだけで、ここから医療費控除額を算出し還付金をお小遣いとしてせしめるためには、「所得控除」ステージで「医療費控除」を攻略する必要があることに気づくのでした。
“このまま一気にカタをつけてやるぜぇ~!!”
しかし、ここで勇者に思わぬハプニングが訪れたのでした。
それは、勇者にとって規則正しい生活を送るうえで欠かせない『愛犬の散歩の時間♪』。
散歩をキャンセルする選択肢もあったものの、愛犬の放つ“魅了”魔法になすすべもなく作業続行を断念する勇者。
次回再開時のためにセーブポイントで情報をいったん保存し戦線を離脱するのでした。
果たして勇者は、無事「医療費確定申告」書類を作成することができるのか、次回へつづく(笑)。