現在癌治療中という環境で生活を送っていると支出もかさみますし、「ほかの人は病気に対してどんな備えをしているんだろう?」と思うこともしばしばではないかと思います。
“これで十分!”というものはないのだと思いますが、手厚い保障を得るにはそれなりの出費と伴うもので、どこで線引きするかがポイントではないかと考えています。
何事にもバランスと言うものが必要だと思うのですが、私も2年連続で癌手術を経験しちょっと生命保険の内容について眺めなおしてみることにしたのでした。
私が長年お世話になっている明治安田生命さん、加入している「ベストスタイル」という商品は既に5年が経過しよとしています。
ですので、2019年、2020年と患った癌については、これから紹介する保障内容で処理をしたというわけですね。
結論から申し上げますと、
『この保障内容で、手術および入院については十分賄えた』
と言うことになります、むしろ手術と入院期間中だけだとプラス収支でした。
しかも入院時の病室は、7,000~10,000円/泊の個室に殆ど滞在していましたねぇ。。。相部屋だったら無料なんですが、それでも生命保険で賄えたということですね(苦笑)。
因みに、6台疾病特約にも加入していたので、2019年の初・癌発症時には、こちらからまとまった金額の給付がありましたが、今回の計算には入れておりません。
入院中に給付された保険金内容は2種類で、
「3,000円/日」と「医療報酬点数×3円」
という項目でした。
おそらく手術を伴ったので、医療報酬点数が多く給付金の全体的な底上げないと、個室に滞在しているとマイナス収支が確定ですよね。
でも、一度個室を経験してしまうと、カーテン越しの他人の声(やイビキ)も聞こえてこないし、トイレやシャワーはあるし、消灯時間無視してテレビやパソコンを楽しめるし、電話なども気を使わなくて済むし。。。
“赤字になっても個室がいい♪”
ってなっちゃいますもんねぇ~。
このように入院生活を送っている期間は、この程度の保障内容で十分だったということですね。
ただ、気を付けないといけないコトが、このブログでも何度か呟いていますが、
『癌治療って、退院後にお金がかかる』
という落とし穴。
私はまんまと、この穴に嵌まってしまって、現在では支払われた癌の一時金を通院治療に充当している計算になります。
先日に医療費の確定申告するために計算してみますと、2020年には40万円くらいは通院治療に直接支払っているので、無視できない出費ですよねぇ。。。給付金を使い込まずにいて助かりました(笑)。
この経験から、「通院保障」なる特約のありがたみを実感している私ですが、この特約を付帯しても月額で数百円程度の追加となる見込み(あくまでも私の場合ですので、契約内容などにより変わってくるとは思います)。
“初めから通院特約と付帯させておけば、癌の給付金がまるまる懐を潤したものを・・・”
まぁ、後の祭り(after festival)ですね、2021年も引き続き癌治療は継続するわけですから、実にもったいないおはなし。
私の中でこの2年間で「最も悔やまれた大賞」にノミネートされた一件です、皆様も保険内容を見直す際には是非とも気を付けていただきたい項目ですね。
一応は先進医療特約も付帯させているわたしですが、万が一の際に家族に残せる死亡一時金は、少々控えめな2,000,000円前後。
その昔は5,000,000円くらいに設定してたんですが子供も大きくなったし、そんなに多くは不要かなと言う子判断で見直しました。(これだけあれば暮らせるかな?ほかにも一時金は入るだろうし、これでなんとか頑張ってね)。で、私の場合の月額支払金額は、21,429円。
前条件の配当金などを下取りしたりしているので、駆け込み金額は条件によって変わってくると思います。
・・・もしかすると、ここまえ明かすと、逆算すれば私の年齢などもだいたいバレちゃうのかな?
日本人の文化なのか民度なのか、あまり他人の懐事情等の情報を明かしたり聞いたりしないですよね。
個人的には、これは日本人の美徳の1つではないかと感じております、海外(特にアジア圏)だと平気で給料やら収入や支出やらを他人に聞いたり、それらを公表したり。。。
“個人情報やプライバシーという単語とは何なのよ?”って思わせる場面に頻繁に遭遇する私、日本人で良かったと思う瞬間の1つですねぇ(苦笑)。