年末年始にかけ伸ばしてきた、と言うか放置していたヒゲ。
もみあげや口の周辺を中心に順調に成長してくれました、ヒゲを伸ばしている間に感じたことは、
“マスクがフィットしずれにくくなる一方で(マスクの)寿命が短く早く毛羽立ってきてくすぐったくなる”
なのですが、個人的にはなかなか気に入っておりました。
1週間前後放置しているとずいぶん伸びるものですが、そろそろ“決別”を考えないといけない時期に差し掛かったようです・・・だって年末年始休暇も終わり会社に行かなくてならないんですもん。
一応サラリーマンを続けており、抗がん剤治療を受けながら出社している私。
私の勤めている会社は、創業100年を超えるカッコよく言えば“歴史のある会社”、言い方を変えれば“伝統と称して古いしがらみに束縛されている会社”(この記事を会社関係の方が閲覧していないことを切に願っておきます)。
社員の身だしなみついても、“身なりは・・・”だの“頭髪は・・・”だのといろいろ約束事があるのです。
そんな我が社で、ヒゲを蓄えるなんて言語道断な行為なのですねぇ。
私の知る限りでは、結構ヒゲを蓄えることを解禁している会社って多いのですが、我が社はそうではないのです。
とは言うものの、癌治療の影響で出血が止まらない傾向にある私はサラリーマンの朝の儀式である髭剃り回数は2日に1度くらいにとどめマスクで隠蔽し生活をしておりました。
最近はマスクを装着することが一般的になりつつあるので、これまではバレずに会社生活を起こることができていたんですねぇ・・・憎っくき武漢肺炎ですが、たまには良いこともあるようです。
しかし、そのヒゲも一週間近くも伸ばし続けると流石にマスクで隠すのも限界。。。薄手のマスクだと布地を突き抜けて出てきちゃいますし(苦笑)。
元々面倒くさがりという性格の私は、“一年の始まりは身なりを正して出社すべき”と“別にマスクもしてるんだから問題ないだろう”という思いが交錯、なかなか結論にたどり着けないでいるのでした。
せっかく早起きしたのに刻々と時間が過ぎていき、家を出る時間が迫ってきます。
『やっぱり、剃っておこう・・・』
所詮は会社の古いしがらみに洗脳されている私、洗面台に向かうことにしたのですが、思わぬオチでこの話題は結末を迎えることになるのでした。
それは、髭剃り機を充電していなかったこと・・・、何かしら吹っ切れた私はそのままそそくさと身支度を整え、大きめのマスクを装備し家を後にしたのでした(笑)。
改めて、「何事をするにも準備は大切」という言葉を思い知らされた新年初出社の朝の出来事でした。