通常ですと私くらいの年齢では、“しかるべき機関”での健康診断が義務付けられているのですが今年は社内健康診断を受けることで、年に一度の義務を果たすことになりました。
私が勤めている会社の社内健康診断とは、医師とレントゲン車がやってきて、若者をターゲットにした(簡易的な?)一般検診。
昔から保健室から督促され嫌々人間ドックへ足を運んでいたのですが、これで済むならお手軽ですし得した気分に浸る私なのでした(笑)。
もともと病院嫌いな性格なので、社員として年に一度受けることが義務つけられている健康診断は大嫌いな私、何が気に食わないかと言いますと、
・会社に私の健康状態を明かさないといけないこと
・待ち時間が長いこと
・検診に向けて体調管理(禁酒)しなくてはならないこと
と、こんな感じでしょうか(苦笑)。
私の健康状態なんて立派な個人情報だと思うのですが、問診票の片隅にある
「検診結果を保険者並びに事業所が求めた場合報告することに同意します」
に署名しないと叱られるんですよねぇ。
過去に何度も拒否して会社から指導を受けたりした経験もありますし、最近は諦めて署名するように飼い慣らされちゃいました・・・これも一種の洗脳行為に相当するのではないでしょうか。
本来は“しかるべき機関”で受信しないといけない健康診断なのですが、若者に混じって簡易的な健康診断で済ませてもらえるのは嬉しい限り。
保健室の担当の方曰く、
「癌治療とは言えど頻繁に通院されていて、血液などの検査を定期的に受けているので大丈夫という判断」
らしいのですが、(検査の)目的が違うものを都合よく解釈しているようにしか思えない私は、やはり“ひねくれ者”なんだと思います(笑)。
まぁ、現在の私の体調は、通院時の血液検査結果を元に健康管理にも気を使っていますし、そこいらの健常者の方々よりもコンディションは良いんだと自負はしているのですけどね。
年に1度の健康診断の受診を義務づけられていて、社内にはその達成率が100%でないと評価が下がる部門や担当者が居るのでしょうから、ここは協力しておくことにしましょう。
しかし、こんなショボい検査項目で人間の健康状態って把握できるのでしょうかねぇ・・・もしそうだったら、私も2年連続で癌になんて見舞われなかったと思うのですが。