サラリーマンの癌闘病日記

普通のサラーリマンとして海外を飛び回っていた私にできた相棒「癌」。新しい相棒ができ生活が徐々に変わった能天気な癌闘病記録を主に綴っています。





年に一度の健康診断を受診して思うコト

私はサラリーマンしかやってことないので良く分からないのですが、会社に属する者として年に一度の健康診断が義務付けられています。

これを受診しておかないと会社の保健室から追い回されるし、私にとって案外と厄介なイベントなのです。

今年も保健室から「義務なので本年度中に必ず受診してください」といわれ、勝手に受診予約されてしまったので嫌々行ってきました。

 

 

出張で海外をウロつくことが多かった頃には海外逃亡し逃げ回っていたんですが、ここ近年は会社の席に座っていることが多く、半ば強制的な今回の健康診断。

なぜ私がここまで年に一度の健康診断を嫌っているかと言いますと、理由は2つあります。

何と言っても、1つ目の理由は検査項目で、今回私が受診した項目は以下の通りです。

 

・身長、体重と腹囲

・胸部X線

・心電図

・視力と聴力

・血圧

・採血

・採尿と検便

 

あくまでも個人的な感想なのですが、これで何が分かるのでしょう?

これらを(嫌々ながらも)毎年検査してもらってきたのですが、結局は3回も癌に見舞われましたし当時の検査総評は「健康優良」だったのですけど。。。。

 

しかも現在は癌治療で経過観察中な私としては、定期的に採血は当然なのですがCTやMRI大腸内視鏡等の検査を受けている身ですので、この健康診断が単なるイベントにしか思えないのです。

ですので、オプションで用意されている胃カメラや腹部エコー検査などは全てキャンセルしています。

きっと、胃カメラやエコー検査で異常が見つかっても紹介状を書いてもらい、今通っている病院へ身柄を移し再度同じ検査をするのでしょうし、移送先となる病院に直接通院している私にとっては魅力ないですよねぇ。

きっと、会社として「今年度も全社員が受診しました」なんて言いたいんでしょうが、もう少し臨機応変に対応してくれないかなぁ。。。

 

以上が私が会社主催の健康診断を嫌っている1つ目の理由になるのですが、2つめの理由は

 

「健康診断は会社としての命令なのに、外部受診する際は休暇を取らないといけない」

 

ですねぇ。。。(会社によっても扱いは違うと思いますが)これが、癌治療で頻繁に有給休暇を取得しないといけない私にとってジャブのように効いてくるのです。

今年度も2度手術入院した私は既に有給休暇を使い果たし、今回の健康診断は欠勤扱い。

欠勤扱いとなると、欠勤日数に応じてボーナスカットされちゃうんですよねぇ、当然ですが次年度の年俸や会社からの評価にも影響しちゃうシステムなんです。

 

『義務として強制的に受診させるなら、勤務扱いにしてくれてもいいんじゃない?』

 

って、感じるのは私だけなんでしょうかねぇ。

だって、若い人たちが会社に来る大きなバスみたいなやつで受診するのは普通に勤務時間内でやってますし。

まぁ、良い会社なら既に対応されているのでしょうが、我社のシステムは悲しいかなこういうルールなんですよねぇ。。。長年勤務して今感じたのですが、もしかして我社ってブラックなのかもしれませんなぁ(笑)。

 

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