サラリーマンの癌闘病日記

普通のサラーリマンとして海外を飛び回っていた私にできた相棒「癌」。新しい相棒ができ生活が徐々に変わった能天気な癌闘病記録を主に綴っています。





はやり癌が転機だったのでしょう、2度目の転職を考えた日々を顧みた話

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今週末に術後1年後のCT検査を控えている私ですが、阪神タイガースも連敗中で大したネタもないので少し呟いておきたいと思います(苦笑)。

闘病関係の記事ネタが枯渇するということは変わりなく経過は順調だと信じているのですが、2年連続で癌を患いちょっと変わった社会生活を営んでいると、年齢のせいか(格好よく言うと)『人生を振り返ってみる』みたいなモードに入ることがあります。

記事タイトル通りなのですが、今回は“癌に見舞われなかったら2度目の転職を果たしていただろうなぁ”、という回顧録じみたお話、しばしお使いいただければ幸いです。

 

 

 

もともと私が学校を卒業したのは俗に言う「バブルがはじけた時代」でして、5年間ほど前の会社に勤めた後に転職し現在に至っております・・・ここまで書くとだいたいの年齢は想像いただけると思いますが(笑)。

転職を決意したきっかけは「金より時間を優先した」結果なのですが、単純に以前勤めていた会社が香港に拠点を構えるためのメンバーに選ばれてしまったことでした。

日本大好きで海外大嫌いな私は、そこで海外に縁遠いであろう会社に転職するのですが、ご存知の方も多いかと思いますが海外を徘徊する任務につくことになったわけですねぇ・・・再度の転職を考えてはみたものの、既に家族がいましたし思い留まることができたズルズルと今に至っております。

ただ、一人で海外をウロウロしていると渡航先の日本料理屋、空港あるいは飛行機の中などでさまざまな出会いがあるものでして、その出会いの延長で数年前から2度目の転職を考えるようになるのでした・・・一般的には“引き抜き”と言うやつですね。

 

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“待遇も悪くないし、今の会社よりもやりがいがありそうだ。子供も手を離れ始めたし、もう一度冒険してもいいかなぁ~♪”

 

こんなコトを妄想しながら、心の中ではほぼ決意を固め現職を辞職するタイミングを見ながら過ごしていたのですが、サラリーマンの性と言いますか、

 

“今の任務のキリのいいところまではやっておこう”

 

なんて、妙な責任感を感じなら過ごしている矢先の2019年に大腸癌(横行結腸癌)の手術に至ったわけです。

この時点では転職計画は諦めていませんでしたし、先方も待っていただけるとのことだったので治療に専念することにした私あのでした。

 

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しかし、お伝えしているように2020年には転移性ではあるものの肝臓に癌が発覚し再度手術することになり現在に至っております。

この時も先方からは暖かい言葉をいただいたのですが、私としては誘っていただくのは有り難いまでも、転職後に癌が再再発しすぐに職務を全うできなくなる可能性を拭えませんでした。

もしそうなると、私に声をかけてくださった方にも迷惑がかかるでしょうし、流石に3回目となると社会復帰する自信もありません(10年後寿命も極端に下がるでしょうし)。

 

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かくして今回の転職計画を実行に移すことを諦めた私。

こんな私の状態でもまだ先方は待って頂けているのは恐縮な話なのですが、逆にプレッシャーに感じているのが正直な今の心境です。

きっと、これも巡り合わせだと受け入れるしかないんですよねぇ・・・このまま今の会社の社畜としてサラリーマン生活を全うしようと心に決めた私なのでした(苦笑)。

 

 

 

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