「尺メバル」。。。なんと言っても、メバルをターゲットにしているアングラーの憧れですよねぇ。
一般的にはメバルってせいぜい20cm前後の大きさなのですが、中には「尺メバル」と呼ばれる30cm越えの個体もいて、何か「尺メバルを釣り上げれば一人前」みたいな登竜門的な存在なのです。
今回、私も晴れて尺メバルハンターの仲間入りを果たしたのですが、両手放しでは喜べなかったんですよねぇ。。。
と言うのも釣り上げたメバルって、タケノコメバルだったんですよぉ。。。これでも「尺メバルハンター」を名乗って良いモノか困惑しているところなのです(汗)
タケノコメバルって、メバルとは呼ばれているのですが実はソイという魚の仲間なんですよねぇ。スーパーなので見かける時にはキツネメバルとも名乗っているようですけど。
捌いてみても少し普通のメバルとは骨格が違うみたいですし、(もちろん美味しいのですが)味も少し違うのです。
釣行日は割と好調でコンスタントにメバルを釣り上げていたのですが、突然『ドカンッ!』って釣り竿をひったくってくれたのがタケノコメバルくん。
これまでのメバルくんたちとは一線を画す強い引きだったので、てっきりシーバス(スズキ)でも掛かったかなと思いつつも何とか釣り上げることに成功。
ライトで照らしてみると独特の縞模様がありタケノコメバルと判明、しかもデカいじゃないですか♪
喜んでスカリにキープしその後もメバルくんたちに遊んでもらい寒い冬の夜に熱い夜を過ごしたのでした。
夜が明け帰宅準備のために釣れた魚を取り出してみると、昨晩釣れたはずのタケノコメバルくんの姿が見当たらないのです。
一番の釣果が消えてしまうなんて。。。私が焦ったのは言うまでもありませんよねぇ。
しかしよく魚たちを見て見ると、何やら他とは明らかに大きさの違う魚を発見するのでした。
・・・もしかして、コツが。。。
その大きな魚は、昨晩釣り上げたタケノコメバルくんだったのです。
すかりに入れている間にトレードマークの縞模様は消え、身体全体が真っ黒に変わっているではないですか。
この姿で釣り上げていたとした、きっとタケノコメバルではなく「黒ソイ」として片付けられていた思います。
たまたま釣り上げた時の画像を収めていたのでタケノコメバルだと識別しましたが、この黒く変わってしまった画像だけだと明らかに黒ソイですよねぇ。
とりあえず捌いて確認してみようとその他の大きさサイズだけお持ち帰りすることにしたのですが、すっかり忘れていて胃袋へ収納をされていったのでした、いやぁ美味しかった♪。。。いつもながら、海の恵みに感謝ですね。
もしかして、黒ソイって夜は縞模様なんですかねぇ?
そうだとしたら、ソイって50cmくらいには成長するしあまり珍しい大きさとは言えません、何と言っても念願の「尺メバルハンター」の称号を名乗れなくなっちゃうんですよねぇ。。。果たして真実は如何に。。。
2月初旬には殆ど見かけませんでしたが、私のエリア広島でもメバルの良型の数釣りが楽しめるようになってきました。
別名で春告魚を呼ばれる冬から春にかけて海釣りの人気ターゲットであるメバル、そろそろ寒い冬も終わり海底でも春の準備が着々と進められているんですねぇ。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
3月には経過観察のCT検査を予定していますので、久しぶりに癌治療ネタを提供できる見込みです。