皆様にご心配をおかけしておりました脳出血で倒れた母ですが、この4月の下旬になんとか退院を果たしました。
約3か月の入院生活という長丁場でしたが引き続き通院やリハビリなどを行う必要があるものの、ひと安心しているところです。
この3か月の入院生活関連で支払った金額は現時点で40万円弱(おそらく入院途中からは高額医療費免除の恩恵を受けているもと考えます)。
退院後のある日のこと、記事タイトルにある「後期高齢者医療 高額療養費の支給申請について」という案内が届くのでした。
お金が戻ってくるとは予想もしていなかった私らには、まさに嬉しい誤算♪
早速、封筒を開封し期待しながら中身を確認するのでした。
正直、もう少し多額な額面が記載されていることを期待していたのですが、支給予定額は「35,008円」とリアクションを取るには微妙な額。
でも、ないよりはマシですよね(苦笑)、算出根拠でも明らかになっていれば納得もできるのですが。。。いったいどういう計算に基づいて決められたんでしょうねぇ。
これは個人的な想像の範囲なのですが、おそらく急遽倒れた1月分の入院支払額である約10万円に対して高額医療分の免除額を適応させた差額ではなかろうかと。。。この間の医療費の支払時点では、まだ高額医療の手続きはできていなかったし。
もしくは、入院期間である約3ヵ月をなんらかの基準で頭割りされて導かれた金額なのでしょうかねぇ、謎は深まるばかりです。
もしかすると、そんな簡単な算出方法なんかではないかもしれませんし、明細も同封されていたわけでもありませんし素人の私には確認する手段はないのでした。
手続き自体は難しくなく、送られてきた申請書に必要事項を記入し市役所へ提出すれば指定口座に振り込んでくれるというもの。
でも、後期高齢者で、しかも後遺症(?)からか手の痺れが抜けずペンをとるここともままならない母にとっては一苦労。
一応、「委任状」欄が用意されていて、そこに自分自身の住所と氏名、同様に私へ委任するために再び住所の記入と私の氏名を書き込む必要があるのです。
何とか書き終えた母から申請書を受け取り必要事項を書き込もうとした私が感じたことは、
『どうせ、マイナンバーカード番号を記入するんだったら、改めて住所や氏名なんて委任状に記入する必要なくね??』
です。
こういう部分にキチンと対応して無駄をなくしスムースにことが運ぶようにしてほしいですよねぇ。
しかも申請手続きは基本本人が窓口に足を運ぶ必要があるようですが、そんな後期高齢者(しかも介護認定者)が自力で市役所の窓口まで行けるわけないじゃんよ。
高齢化社会が進行していると騒ぎ立てる割には、日本ってこのあたりの整備って断然遅れてますよねぇ。
私のヨーロッパに住んでいる知人なんて、ちょっと前に日本でも実施された「10万円給付金」なんて決定から1週間もしないうちに全国民に振り込まれたらしいですしねぇ。
マイナンバーカードって、結局は国民からの税徴収の漏れ防止程度にしか活用されていないんですよねぇ。。。あっ印刷会社や輸送業には特需だったのかな?
なんなんだかんぁ、このモヤモヤした感じって。