前回の実家のホンダくんのバンパー修理が思いのほか上手く仕上がり、残ったパテ、サンドペーパーやクリア塗装スプレイがもったいないので、MPVくん(通称:大漁丸)のバンパーもDIY修復を決意した私。
作業は前回のホンダくんと同じ手順なのですが、なんせ大漁丸はメタリック塗装をまとった10歳以上のご老体、黒色のソリッドカラーとは少し勝手が違っていたのでした。
と言う、暇なゴールデンウィークのDIYのお話です。
まず、前回のホンダくんと比べて苦労したのが塗装色探し。
ご老体なので既に巷には出回っていない塗装色、もしかして一番苦労したのはここかもしれません。
車体の銘板から塗装色のコード番号を拾いオートバックスやイエローハット、ホームセンター等を渡り歩くも該当の色番号の塗料を見つけることはできないのでした。
“ならば、インターネットショップで注文すべし!”
ということで、アマゾンや楽天などを検索するも該当色は見当たらず。。。。しかし運よく、色コードを指定すると調合し塗料を作ってくれるショップを発見し、なんとか塗料を手に入れることができたのでした。
まぁ、特注色扱いとなるので値段は少々お高めでしたが、背に腹は代えられませんよねぇ~(苦笑)。
注文後、数日でするとスプレイ塗料とタッチアップペンが届き、役者がそろいました。。。なんとかゴールデンウィークの休みの間に作業できるメドが立ち一安心する私なのでした。
まずは深い傷周辺をサンドペーパーで擦ってパテを盛り乾燥させるのですが、車にサンドペーパー当てるって意外と勇気がいるもので、できればやりたくないと思うのは私だけではないと思います(笑)。
しかし、ここまで来ると『JUST DO IT!』、後戻りはできないので粛々と作業を進めていくしか選択肢がないのが現実。
乾いたパテを滑らかにしてやり周辺を脱脂、プライマーを塗布してやりマスキングしてやると準備完了。
2回目と言うこともあり慣れてきたのかな、いよいよ緊張の塗装ステージへ進むのでした。
が、ここで前回のホンダくんの時には見舞われなかった事態が発生し、少々慌てることになるのでした。
それは、“塗装色が合わない”こと。
おそらく経年劣化で大漁丸の塗装は色あせているのでしょう、今回調達した色よりもずいぶん薄いというか明るいというか、今回の塗装箇所と元々の部分との境目が目立ってしまったのです。
バンパー全部を塗装してしまえば目立ちにくくなるのでしょうが、手元にあるのは缶スプレイが一本、流石にこれではバンパー全体を塗ることは不可能。
(色目の違いを何度か画像を納めようしたんですが、撮影すると差がわかりにくいので、画像掲載は諦めました)
ボカシ剤というスプレイを駆使し少し広範囲に塗装してやることで、なんとか境目を誤魔化せたつもりなのですが、やはり悪意を持って眺めるとわかってしまう仕上がり・・・少しショック(涙)。
でも、元々の傷のほうが断然目立っていたし、悪意を持って眺められないとバレないんで、これで良しとするしかないですよねぇ(苦笑)。
メタリックの塗装って柔らかくスプレイしていても垂れやすいし、なかなか難しいですねぇ。
考えてみると世の中には、こういう器用な作業をして生計を立てている方々もおられるわけですし、素人が簡単にできる技ではありませんよねぇ(苦笑)。