少し前の話題になりますが、この度「10年生存率」というのがまとめられたようですね。
国立がん研究センターが2008年からの約24万人を対象としたデータのようで、ここまで大規模なのは初めての試みだとか。
これまで「5年生存率」というのは以前から耳にはしていましたが、その後5年経過すると生存率の推移ってどう変化するんでしょうねぇ。。。正直、自分が癌を患うまでは興味もなかった話題なのですが、やっぱり気になっちゃいますよねぇ。
そもそも発病後に10年もトレースする必要があるのかと信ぴょう性を疑いながらも、自分の患った大腸(横行結腸)癌や肝臓癌のデータには目が留まります。
私の場合は、2019年の大腸(横行結腸)癌が肝臓転移によりステージ4判定・・・2020年の肝臓癌のステージ判定は、未だに聞いていなかったことを今思い出す始末、次回の問診で聞いてみなければ(苦笑)。
まぁ、転移性とは言いながらも肝臓も3割くらいは除去しているので、それなりのステージなんだと想像しておりますけど。
読んだ記事では、それぞれの癌の種類によってステージごとに10年後の生存率なる数値を一覧としてみることができましたが、中には10年後の生存率は「0」という欄もありましたし、著作権の問題もあるやもしれないので、ここで詳細データを掲載することは控えさせていただきます。
興味のある方は、インターネット等で「10年後生存率」とか「国立がん研究センター」などの単語で検索すれば簡単に記事にたどり着けると思います。
ざっとデータを眺めてみてお伝えしますと、こんな印象を受けた私なのでした。
・癌によって生存率にバラつきがある
・ステージ4の患者の生存率は極端に低くなる
まぁ、10年スパンのデータですからねぇ。。。
対象とされた方々の年齢にも影響するのでしょうし、他にもさまざまな外的要因はあるのだと思うのでこのデータだけで一喜一憂するのもストレスになっちゃうのではないかなぁ。
見方によってはショッキングな情報ですし、公表した国立がん研究センターも公表に当たっては物議をかもしたのではないのかなと予想いたします。
でも、こうやって定量的に表現されるとインパクトありますよねぇ。
前述したように、この手の数字が導き出されるには様々な算出条件や前提条件があるのでしょうし、それらの条件を無視したり軽視したりして結果だけを切り取って解釈しないほうが良いと思います。
最近の製薬会社のテレビCMではないですが「治療法の種類は、患者の数だけ存在する」わけですし、昨今の医療技術の飛躍的な進歩は日進月歩ですしね。
そんなご時世で2008年のデータなんてどこまであてにできるかよくわかりませんし、2030年あたりに私らの頑張った「証」が公表された時にはきっと生存率は飛躍的に改善されているのだと思います。