抗がん剤治療を進めるために血液数値を改善させる「ロイコン」なる錠剤を継続的に服用していることは、これまでの記事でお伝えした通り。
この「ロイコン」についてですが私はどうやら間違った認識を持ってしまっていたようで、しかもこれまでの記事で皆様に誤った情報を発信していたことがわかりました。
この場を借りてお詫び申し上げます。
この「ロイコン」って、これまでの私の症状から血小板数値を改善させるための錠剤だと思い込んでいたのですが、白血球(好中球)数値を改善させる薬だということが分かったのです。
もともと白血球数値を改善させる方法として、各クールのCapeOX治療の2日前には「フィルグラスチムBSシリンジ」を接種しているのですが、この「ロイコン」も白血球数値の改善に役立つ薬だったとは。。。
と言うことは、これまで血小板数値が思わしくないという理由で幾度となくCapeOX治療の延期を余儀なくされてきたわけですが、“特に策を講じていたわけではない”ということになりますよねぇ。
おかげさまで白血球(好中球)数値は、ここのところ基準値を上回っているので治療延期の理由にはなりそうもありません。
でも、これって以前から「フィルグラスチムBSシリンジ」の接種だけでも同じくらい数値は改善傾向にあったのです。
私が欲しいのは、『血小板数値が改善する薬』なんですけど。。。
白血球数値のほうは、「フィルグラスチムBSシリンジ」だけで十分なら更に「ロイコン」を服用する理由なんて見当たらないのですけど、皆さんどう思われますぅ??
そもそも「ロイコン」って「アデニン」って一般的に呼ばれるみたいなのですが、いろいろ調べてみても“白血球減少を抑制する薬”であって、“血小板数値の改善”とは記載されていませんねぇ。
薬の名称って似たようなモノがいろいろあるし、更にだいたい別名(通名?)があって非常に分かりづらいというか、混乱を招きそう。
個人的に許せるのは『山下智久くんが“山P”と呼ばれる』、あるいは『松平健さんが「マツケン」と呼ばれる』あたりまで。
『「ロイコン」が「アデニン」と呼ばれる』事象は『沢田研二さんが「ジュリー」と呼ばれる』、『水前寺清子さんが「チータ」と呼ばれる』ように“どういう由来やねんな!!”って突っ込みたくなってしまうのは私だけではないのではないでしょうか(笑)。
これまでは、抗がん剤治療の“主役”である「オキサリプラチン」や「カペシタビン」に気を取られ、この「ロイコン」なる不存在を軽視していたのは否めません(もっと早くから勉強しておくべきだった)。
「ロイコン」って、アカデミー賞で言う“助演男優賞”くらいかなぁ。。。でも一体私の何を“助演”してくれてるんだろうか。