白血球や血小板数値が基準値に満たず延期を繰り返していた「CapeOX治療」の6クール目ですが、約1か月ぶりの11月17日に実施できました。。。めでたしめでたし♪
と、これで今回の記事が終わると味気ないですよねぇ(笑)。
6クール目を実施するにあたり担当医の方と相談し、今後の治療方針について相談しましたので報告しておきたいと思います。
2年連続2回目の(近本選手の盗塁王と同じですが)私の身に降りかかった癌ですが、2019年の大腸癌(横行結腸癌)の抗がん剤治療は、オキサリプラチン点滴投与を伴わないものでした。当時の治療でも何度か血液検査の数値不良を理由に何度か延期を経験しています。
で、今年に肝臓転移が発覚し術後の治療として、「CapeOX治療」を今現在も行っているという次第ですね。
考えてみると、昨年のオキサリプラチンを登用しなくても血液数値が悪化するんですから、投与すれば更に影響が出る傾向にあるのは当然ですよねぇ。
私の「CapeOX」治療のレシピの経過ですが、おおまかにこんな感じです。
<開始当初>
:オキサリプラチン180mL+カペシタビン6錠(/回)
<4クール目から>
:オキサリプラチン180mL+カペシタビン5錠(/回)+白血球注射
<5クール目から>
:オキサリプラチン180mL+カペシタビン5錠(/回)+白血球注射+ロイコン2錠(/回)
白血球数値を上げる注射「フィルグラスチムBSシリンジ」は効果があり、治療可否の指標となる好中球数値も以降は問題ありません。。。以降「CapeOX治療」の数日前には必ず接種することとなりました。
一方で問題は血小板数値。
5クール目の治療からは血小板数値の改善を目的とし、カペシタビンの錠数が減りロイコンを日常的に服用するようにプログラムを変更。
にも関わらず、血小板数値は思ったより上昇せず、5クール目から約1か月後になって、ようやく6クール目に突入できた次第です。
ですので、『1か月間、ロイコンを服用し続けてようやく治療ができる数値まで血小板数値が回復した』ということになりますよねぇ。。。白血球数値の改善の「フィルグラスチムBSシリンジ」接種効果が維持されていたのには驚きましたが。
これらの現象を受け、私の体質は現在の「CapeOX治療」が効きすぎているのではないかという判断に至り、6回目からは下のようにプラグラムが変更されました。
<6クール目(今回)から>
:オキサリプラチン150mL+カペシタビン3錠(/回)+白血球注射+ロイコン2錠(/回)
オキサリプラチン点滴投与量が30mL減り、その午後のカペシタビン服用錠数も2錠減った格好ですね。。。こう思うと、
“治療開始時のカペシタビン6錠って、何だったの?”
って感覚にはなっちゃいますが、今となっては致し方ないですね(苦笑)。
このような感じで6クール目を消化させていくことになったのですが、ご覧の通り今回の治療方針の変更で、点滴量とカペシタビン錠数が減りました。
ということは、治療費を少しばかりお安く上がりましたねぇ~♪
額は微々たるものなのですが、挿入画像に今回の治療費の領収書も貼っております。
具体的に見比べることはしませんが、興味のある方は過去記事の領収書画像と比べてみてくださいませ。