前回お伝えしたように4月13日に行ってまいりました大腸カメラ、正式には「大腸内視鏡検査」って呼ぶらしいですねぇ。
7文字熟語なんて最近お目にかかっていないので、何かしら難しい検査に思えてしまうのでは私だけでしょうか(苦笑)。
大腸カメラは2回目となるので時間がかかるのは予想していたのですが、今回の身柄拘束時間は検査薬のボビプレップを飲み始めて支払い精算が終わるまでの約5時間と、私が受けている他の検査であるCT検査やMRI検査と比較すると断然拘束される時間が長く苦痛なんですよねぇ。
検査を受けられた方はご存知だと思いますが、前日から食事制限として検査薬のみの接種と前夜の下剤服用が準備作業。。。正直これだけでも十分ストレスですよねぇ。
検査当日も当然ながら朝から絶食。
口にできるのは水分のみと言うことなのですが、前日までは(ブラック)コーヒーと紅茶は無制限での接種が許されていたのですが、検査当日は利尿作用の影響でこれらも口にできない様子。
この制限を知らなかった私は普段通りにコーヒーを飲んでしまい、検査開始前の問診で看護師さんから少々お小言を頂いちゃいました。。。。事前にもらった手引書にはどこにも記載はなかったのですが、そういう事らしいですね。
検査当日の病院でのカメラ挿入前の準備作業として面倒なのが腸内洗浄を目的とした下剤の服用。
準備されたボビプレップなる下剤(?)を15分おきにコップ一杯飲んでいき便の色が透明になるまで繰り返します。
透明になった便を看護師にチェックしてもらい「OK」もらえば準備完了と言うことなのですが、ここであることに気づいた私なのでした。
それは、
『いくら透明の便が出始めてもモビプレップは最低でも1リットル以上は飲まされる、更に排便回数は最低でも5回』
という法則。
大腸癌で普通の人よりも腸が短い私は他の皆よりも早く便が透明状態になるのですが、飲んだモビプレップの量と排便回数の条件をクリアしないと看護師さんは便の色のチェックをしてくれないんですよねぇ。
ようやく看護師さんの便色チェックをパスし晴れて検査台に向かう私。
2回目ながら「ノーパン尻割れコスチューム」はスースーして落ち着きませんが、この歳になると羞恥心も薄らいできているのか、“ポロリくらいならいいかぁ”みたいな感覚になる潜在的な露出狂の性癖もっているのかも。
検査台に横たわり、腸の活動を止める注射を打たれローション塗られて、いざ『挿入の儀』!。
何とも言えない懐かしい感覚(?)で内視鏡を受け入れるのですが、目の前にリアルタイムで写される私の上ホルモンに見入ってしまう私なのでした。
何かしら、前回よりも長時間に渡る綿密なチェックを受けている雰囲気はカメラのライブ映像を見ていても気づきます。
前日したように大腸が普通の方よりも短い私は、検査される範囲も少なく短時間で済むと思っていたのですが、小一時間内視鏡で腸内を弄られます。
で、ついに何やら色目は健康そうなのですが、少し大きめの塊(ポリープ)が発見されたのでした。
ここぞとばかりに画像に収めようとシャッター音が検査台に鳴り響きます。
記者会見前の大臣ばりに鳴り響く連写音、この内視鏡のオペレータはこの時には「戦場カメラマン」ならぬ「(腸内)洗浄カメラマン」と化していたのでした。
最終的に十数枚の恥ずかしい画像を撮影され何とか終わった腸内マラソン、結果判定は来週の担当医との面談で明らかになるのですが、どうなることやら。。。
検査後にルーチンである採血検査を終えミッションを終えた私、支払額は拘束時間の割には良心的な約8,000円。
CT検査やMRI検査だと2万円くらいはかかりますし、思ったより安かったかなぁ。。。これも医療費負担3割の恩恵なのでしょうか。
ただ気になるのは発見されたポリープ、悪性でないことを祈るばかりですね。
もう少し詳細に見て見たいので、自分でUSB接続の小型カメラでも買って突っ込んでみようなか(笑)。
安気にそんなことを考えながら検査を受けた私なんですが、支払額はともかくカメラに思わしくないモノが映ってしまい少し意気消沈してしまったお話でした。
最後まで読み進めていただき、ありがとうございました。