白血球値改善の注射が功を奏してか、なんとか白血球は基準値をクリアし2週間延期されていたCapeOX治療の再開。
天敵であるオキサリプラチンを投与し、カペシタビンの服用が始まりました。
ただ、白血球値(含む:Neut絶対数(好中球))は改善したものの血小板の値は依然と低いままだったのですが、言わば「見切り発車」だったのかもしれません(下のほうに今回の血液検査結果を貼っておきますので、参考にしてくださいませ)。
今回で3クール目となるCapeOX治療ですが、点滴後に2週間服用するカペシタビンの量に変化がありました。
これまで(昨年の大腸がん時に服用した時もそうですが)は、1回あたり6錠の服用だったのですが、今回からは5錠服用のパターンへ変更。
服用が1回あたり1粒ほど減ったことになります。
これは、これまでの経緯で服用を始めると血液の白血球(含む:Neut絶対数(好中球))や血小板などの数値が悪くなるという私の体質(?)を考慮したもので、代わりに次回からは、(今回のように)CapeOX治療の2日前に白血球値を改善する注射をするという治療方針に代わりました。
まぁ、これで予定通り治療が消化できるなら良しとしましょう。。。薬が減れば出費も減りますしね(苦笑)。
現状での副作用ですがオキサリプラチンの威力はやはり強烈でして、全3時間強の点滴を受けている間も注射針を入れていた左腕のあたりから痺れが出始め、点滴後もしばらくは痛みが引かず左手は使えませんでした。
毎回左腕に点滴を入れているのですが、実は私は左利きなので数日間に渡り痛みや痺れに悩まされています。
なぜ右腕を差し出さないのか。。。。なんでなんでしょう?
おそらく、最初の血液検査の注射を無意識にうちに右腕を差し出してしまうせいなんでしょうが、このクセは直さないといけませんね(苦笑)。
その他、オキサリプラチンの点滴に関して以前から感じていることは、開始前に点滴をセットしたり終了後に撤去したりする時の看護師さんの防備体制の物々しさ。
かなりきつい薬なんでしょうか、こんなんを血管から体内に取り込むワタシって。
きっと、体内に取り込むわけですから点滴成分の一部は、何らかの形で体外へ排泄させたりするんだと思います。
尿やら便などの体外排泄ならば、基本トイレで済ませることができるのですが、問題は発汗ですよねぇ。
ご存知のように我が家には愛犬と愛鳥がいまして(正確には亀もいるんですがこちらは直接触れることも少ない除外しておきますね)、家にいるときには彼らの世話をしたり戯れたりと直接彼らに触れることが多いのです。
というか毎日欠かさず触れていて、言わば「濃厚接触」。。。冷静に考えてかみさんよりも触れていますねぇ(笑)。
どちらも小動物ですし、
『もし私の汗から“何かオキサリプラチンの成分”が出ていて愛犬や愛鳥に付着してしまうと大変なことになるのではないか?』
と思ってしまうのも当然の発想だと思います。
やっぱり、愛犬や愛鳥に直接触れることを躊躇わなくてはならない自分の置かれている境遇って、何とも言えないやるせなさに打ちひしがれております(涙)。