今回は少しマニアックなネタなので興味のない方はスルー願いますね(笑)。
最近になって非装着車がまた増えてきましたが、まだまだ横行しているアイドリングストップ装着車。
どうやらバッテリやオイルあるいはセルモーターやギヤにも負担がかかり全然環境に優しくないらしいですねぇ。
私の車にも標準で装備されているアイドリングストップ、乗り方にもよるのでしょうが私の場合ですと初回車検でバッテリを交換するハメになり7諭吉くらいの出費に見舞われた経験も・・・財布にも全然優しくないじゃんよ(怒)。
こんな経緯もあり乗車するたびにスイッチ操作が面倒でしたし、コーディングというプログラム書き換えで「常時OFF」にしています。
。。。。でも、厳密に言うと「改造」ということになるので、実施は自己責任ですしディーラーへの車検や点検時には元に戻してやる必要があるのです。
私が使っている車のプログラムを書き換えるコーディングツールはOBDelevenというスマホに接続し簡単にいろんなことが出来ちゃうツール。
一応、本国のVWアウディグループ公認みたいなのですが、日本の輸入ディーラーでは認められていない様子。
本体は約1.5諭吉(←プロバージョン)でスマホアプリは無料、アプリを起動することでクレジットと呼ばれるポイントみたいなものをゲットするか課金して得たクレジットでテレビキャンセルとかディライトやヘッドライトウォッシャOFF等々といろんなカスタマイズができるシロモノで私には重宝しています。
ここまで書いてみても、やっぱりマニアックなネタですねぇ・・・・更に興味のある方は、こちらのリンクに私が実施したコーディングに関する記事を集めてますので、時間があれば覗いてみてやってください。
<関連リンクです>
さて、今回ディーラーでの1年点検を迎えるにあたり、コーディングでOFFにしたアイドリングストップ設定なのですが、OBDelevenの場合は簡単にできる2通りのやり方があります。
1つはクレジットを使った「1クリックコーディング」というメニューを選んで『ポチッ』とするだけの方法。
一般的なのはやはりこちらのやり方だと思いますが、クレジットを消費するので有料扱いとなります。
ショップでテレビキャンセルのコーディングをやってもらうとだいたい0.3~0.5諭吉くらいでしょうか。。。これをOBDelevenを使い自分でやると1/10以下の出費で実施可能、他項目のコーディングを視野に入れると自分でやるほうがお得ですよねぇ。
たいした額ではないのでオススメはこの「1クリックコーディング」なのですが、クレジットを使用しない無料で楽しむことができる少しマニアックなロングコーディングと言われる方法も存在します。
こちらの方法でも同じようにアイドリングストップ機構をOFFにすることができるのですが、一番簡単で手っ取り早い方法は、「アイドリングストップが働く電圧を操作」する設定変更でしょうか。
一般的に自動車のバッテリ電圧って12V(一部を除く)なのですが、アイドリングストップって一旦エンジンが停止し再起動させる関係でバッテリの消耗が激しいのです。
このため交差点の信号などで一時停止し再発進時にエンジンを起動させるセルモーターが回ってくれることが必須ですよねぇ、でもバッテリが弱っているとセルモーターを回すことができずエンジンがかからないという事態に陥る懸念も。
そんなことにならないように、アイドリングストップはバッテリの電圧を見ながらエンジンを停止するかどうか判断されます。
私の車の場合はその設定電圧は7.6Vで12Vのバッテリですが、7.6V以下となるとアイドリングストップしなくなる仕様。
と言うことは、この7.6Vを例えば12Vに変更するだけで実質アイドリングストップしなくなるという仕掛けですね。
こちらの設定変更は「1クリックコーディング」にはないので、少しスマホを操作し自分で設定してやる必要がありますが、クレジットは消費せず無料で行うことができます。
しかも(希望的な観測ですが)、プログラムを操作するのではなく単純に設定値を変える「アダプテーション(調整)」なのでディーラーにもバレない(はず?)。
私の車の場合ですが、選択するのはコントロールユニットの「19 データバスダイアグノシスインターフェース」。
選択するといろんな項目が現れますが、「スタートストップ、スタート電圧リミット」を選択し電圧を入力すれば設定完了♪
しばらく「12V」の設定で使っていましたが、この度オリジナルの「7.6V」に戻した私なのでした・・・きっとこれでディーラーに持ち込んでも文句言われないはず。
ただ、他にもいろいろコーディングしてるんですよねぇ、全部をもとに戻すの面倒くさいなぁ(苦笑)。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます、もし試してみようと思われる方がいらっしゃいましたら『自己責任』でお願いいたしますねぇ。