ようやく長かった「CapeOX治療」を終え悩まされていた副作用も落ち着き、私の癌治療も次のステージに進める気配を見せ始めております。
ただ、この春の訪れを感じる時期に悩まされるのは花粉症。。。私はもともと花粉症持ちではないのですが、この歳になり発症したようです。
花粉症に関しては、さほど症状も重くないので普段の生活で苦痛は感じないのですが、長年付き合ってきた別のアレルギー症状が「CapeOX治療」を終えてから徐々に顔をのぞかせ始めました。
。。。やっぱり、こちらは治っていなかったのね(とほほ)。
「CapeOX治療」に関して私の場合は、白血球値が基準に満たず、フィルグラスチムBSシリンジという注射を恒例的に接種しオキサリプラチン点滴に臨んでいたことは、これまでの記事で紹介した通りです。
このフィルグラスチムBSシリンジって私の身体には効果があるようで、1度接種するとわりと長い間白血球の数値が上がっています。
このフィルグラスチムBSシリンジ接種がなければ、もっと私の治療も長引いていたんだと感じている一方で、
“こんな注射で無理やり(?)白血球増やして大丈夫なのかなぁ。。。”
なんて思っていたのも正直なところです。
白血球って、外部からのウィルスなどの侵入に対して働き体を防御してくれる免疫に関するシロモノと自分は理解しています。
ですので、武漢肺炎が流行っている昨今では非常に重要な役割を果たしているのだと考えていますし、万が一治療中に免疫力が低下し合併症に見舞われてしまうと厄介ですしね。
私も治療を始める前までの白血球の数値は一般的な値を示していたのですが、オキサリプラチン点滴やカペシタビンを服用し始めてから、一挙に下降しフィルグラスチムBSシリンジを接種しないと治療が継続できないくらいにまで数値が低下した経緯があります。
免疫力や抵抗力が極端に低下していたということになるんだと思います。
ただ思い返せば、何となくですが「CapeOX治療」の期間中は、食物アレルギーの症状には悩まされた記憶が薄いのです。
私は、小麦アレルギーを持っていまして、運が悪ければ呼吸困難や体の痒みという症状に見舞われる体質。
アレルギーって、体内に接種された成分(みたいなもの?)を白血球が外的とみなして過度に防御反応することから起きる症状だと認識しています。
と言うことは、
『白血球が少ないとアレルギー症状は緩和される?』
と、一連の体験から想像してしまうのですが、間違いなのかなぁ。
私が接種していたフィルグラスチムBSシリンジ接種によって、白血球のどの成分が増えるのか等の詳しいことは分かりませんが、白血球の絶対数が減れば抵抗力や免疫力が低下するなら、同様にアレルギー症状も軽減されそうなものですが(思い過ごしかもしれません、あくまでも個人の見解です)。
でも、もしそうだったとしたら、それはそれで私にとって“悩ましい問題”が戻ってきたということになるのですが。。。どうも最近の私の体調を省みてみると当たらずとも遠からずなような気がしている次第。
私の同じような思いをされた方って、いらっしゃらるのかなぁ。。。この件について非常に興味津々な私なのでした。
果たして、真実は如何に(笑)。
それでは皆さん良い週末をお過ごしくださいませ♪