10月14日に延期されていた5クール目のCapeOX治療が再開できたことは以前の記事でお伝えした通り。
ノルマの2週間続けるカペシタビン服用も無事終了し、しばらくは体調も安定するかな。
ただし血小板数値を改善させるロイコンは引き続き服用を継続し、来る6クール目に備えることになっています(きっとロイコンは、このまま全クール終了まで服用し続けることになる見込み)。
なんとなく、
「ロイコンの日常服用+事前の筋肉注射+CapeOX治療」
という治療パターンがここにきてようやく確立できた気分で一安心している私。
ただ今回のCapeOX治療について“些細な疑問”は個人的に抱えたまま治療生活を送っているのでした。
その“些細な疑問”とは、
「肝臓癌の治療にCapeOX治療って優位性があるのだろうか」
ということなんです。
この疑問を抱きながら現在治療を続けているのですが、CapeOX治療って消化器の癌(一部乳がんも?)に一般的に採用される治療法だと認識しています。
確かに2019年に患った横行結腸(大腸)癌の治療として、オキサリプラチン点滴なしでカペシタビン服用の治療を行ってきました。
が、結局は2020年に肝臓転移が発覚し肝臓提出手術を受けた経緯で現在に至っています。
これらを自分の解釈で整理してみると、
「CapeOX治療って、肝臓癌の治療には適切じゃないんじゃないの?」
という疑問にたどり着くのです。
当然、担当医だけの判断だけでなく専門医同士のコミニティなどを通じて現在私に施されている治療法が採用されているのだと思います。
私の肝臓癌の原因が大腸からの転移であったこと、摘出術後は肝臓には癌の痕跡がないこと等から考えると、
「大腸癌の再発や転移を抑え込むことで(肝臓を含め)再発防止が可能であろう」
という大きな方針があるのかもしれません。
が、なにかしら『これが肝臓癌に効くやつね』みたいなのが欲しいと感じてしまうのも患者心理だと思いますが。。。
肝臓癌術後の治療開始当初は私個人の知識や情報量も少なく、言わば“言われるがまま”に始めたCapeOX治療、偉そうに素人の私が口を出すような話ではありませんしね。
しかし、流石に大腸がん治療から始まりカペシタビンを服用する治療も現在で13クール目となると、いろんな事を見えたり考えたりしちゃいますよねぇ。
こんなことを考えてしまうのも今のクールのカペシタビン服用も終わり、どこかしら心の余裕ができたからでしょうか。
ロイコンを服用しながら11月2日には白血球値改善の筋肉注射、11月4日はようやくCapeOX治療6クール目に挑戦です。
今は、予定通り治療を消化するしかないですもんね。
最後になりましたが、つい最近「カペシタビン ≒ ゼローダ」ということに気づいた私。これまでの投稿で表現に一貫性がなかったことをお詫びいたします。