ミニチュアダックスフンドの姫が我が家の一員となってから今年で4年目、一方でコザクラインコの団鳥(“団長”ではありません)は既に14歳を迎えるご老体の♂。
この2匹が我が家のアイドルの地位を我が物にすべくライバル関係であることは言うまでもありません、それを本能的に察しているのか非常に仲が悪いのが私の悩みの種なんです。
テレビなどでも種族の枠を超えて仲良くしている動物たちを見かけることは多いのですが、我が家の場合はそうはいかないようですねぇ(苦笑)。
原因はどうやら姫のほうにあるようで、大の“動物嫌い”な性格の持ち主。。。『動物が怖い』というほうが正確な表現かもしれません。
そんな性格の姫は家族以外の人にも懐きませんし、それはそれで少し嬉しいのですけどねぇ。
散歩は好きなのですが、他の犬や猫、更にはカラスやハト、加えていえばスズメが視界に入ると途端に反対方向に進もうとするビビリなんですよねぇ。
最近は散歩に出かけても事情を知っている顔見知りの飼い主さんは、親切にも姫を避けてくれる心配り。。。
生後間もない姫を大阪まで迎えに行った際は兄弟たちと元気にじゃれていたのですがねぇ、姫が(犬を含め)他の動物たちと仲良くする光景は将来的にも見込めそうもないですねぇ。
“せめて、同じ家族である団鳥とは仲良くして欲しいなぁ。。。”
なんて思いながら、団鳥のゲージの位置や姫のエサのトレイの位置を工夫するも、残念ながら大した効果は出ていませんねぇ。
現状では、団鳥のエサを取り換えるためにゲージの扉を開けると、姫は別部屋に避難してしまうのが普段の光景です(苦笑)。
以前は、ゲージの中の団鳥に興味を示していた時期もあったんだけどなぁ。。。きっと、あの件がトラウマなんだろうなぁ。
私が思い当たる姫のトラウマとなっているであろう事件は、何と言ってもこれですねぇ。
それは、
『姫は、団鳥に鼻の先を噛まれたことがある』
こと。比較的小柄のコザクラインコとは言え本気で噛まれると、人間の指でも出血することもあるくらい強力な攻撃です。
偶然見かけたのですがゲージ越しに姫は、団鳥の一撃を食らったことがあるんですよねぇ。。。姫が団鳥を避け始めたのは、これが原因だよなぁ。
やられた瞬間に“キャンっ!”とは叫んだものの出血はありませんでしたが、姫には効果的な攻撃だったんでしょうねぇ。
団鳥からすれば挨拶程度の一撃だったのでしょうが、あの件以来どうも2匹の折り合いが悪いような気がしています。
そんな以前は団鳥のゲージの傍にエサがあっても近寄りもしなかった姫ですが、最近少し光が見え隠れするようになりまして、なんとか団鳥のとなりでエサを食べられるようになりました。
ただ、姫は近寄ってくる団鳥をガン無視状態ですけど、これは大きな進歩です(苦笑)。
歴代の我が家のミニチュアダックスフンドたちは団鳥とわりと仲良くやっていたので、団鳥も積極的に3代目となる姫にアピールするものの、一向に振り向かない(と言うか避けている)姫。
ミニチュアダックスフンドって、そもそも人懐っこくて社交的で好奇心旺盛なはずなんですけどね。。。飼い主に似て社会不適合(しかもステージ4くらい)ですかね(笑)。