先日の記事について皆様からさまざまな意見やアドバイスいただきありがとうございます。
私個人は相棒に犬を選んで20年以上、「メラノーマ(悪性黒色腫)」という病気から無縁だったことがむしろ運が良いのだと痛感している次第です。
発病した実家のミニチュアダックスフンドですが、飼い主となる母も今回の件を受けていろいろ悩んだようですが、彼女なりに今後の付き合い方について結論を導き出すことができたようです。
実家の母が愛犬の「メラノーマ(悪性黒色腫)」という病について出した結論は、
『残された時間を大切にして、一緒に過ごしてやりたい。極力入院を含め病院に居る時間を短くし薬の投与をベースに症状や痛みを緩和させながら、(どらくらいあっても足りないのですが)できるだけ一緒の時間を多く過ごし、いつも通り生活をしながら迎えを待つ。』
ということでした。
私も母や愛犬の年齢を考慮すると一番良い選択ではないかと思いますし、積極的に手術や治療を施してやるには双方の体力に与える負担が大きいと感じています。
おそらく犬のほうは自分の病気や寿命のことなんて分からないでしょうし、飼い主が代わって決めてやることになるのですが、大切なことは“決めた以上、極力後悔しないコト”ですよね。
“きっと、相棒のほうもそれを望んでいると信じている”と思い込むことが大切だと思いますし、最終的にはどの選択肢を選んでいても“別れの時”を迎えた時には、必ず自分の選択肢を多かれ少なかれ後悔するんだと思います。
私の場合は、1代目と2代目のいずれも入院中に旅たち看取ることができなかった後悔から、このような判断に至るわけなのですが、命に関わることですし置かれている状況や経験から“相棒への想い”が異なるのはごく当然だと思います。
ですので、会話を交わせない相棒に対して責任をもって今後のあるべき姿を決めることができるのは飼い主だけなのでしょう。
このお話は今回で一旦終わりにしておきますね。
『虹の橋』を渡り旅立った時に皆様へのお礼を込めて、改めて紹介させていただきたいと思います。
それまでは、どうぞ温かく見守ってやってください、今回はこの辺で失礼いたします。