おかげさまで何とか7クール目の「CapeOX治療」に突入しました。
私の場合は、オリジナルの3週間よりも1か月サイクルのほうが合っているようなコトに今更ながら気づいたのです。
“なんで、もっと早く気づいておけば。。。”
残すところ1クールとなった私としては、完全に「後の祭り(after festival)」ですね(笑)。
こうしてクールを消化でき進展があれば、時間やお金を費やしても納得できますし納得できますよねぇ。
ただ、鬼門の血小板値は、通院している病院の独自基準のギリギリの「7.5 104/μL」と相変わらずの低空飛行。
昨日の検査や体調変化、出費はこんな感じでしたので参考にしてくださいませ。
事前の血液検査から待つこと小一時間。すっかり顔なじみなった看護師さんから、
『おめでとうございます、今日はオキサリプラチンできそうですよぉぉ♪』
今回も正直言いますと諦めていたのですが、期待を裏切られるより始めから期待しないほうが「感動ボルテージ」も上がりやすいことを改めて自覚する私なのでした。
ただ前述の通り、鬼門である血小板数値は下限ギリギリで、オキサリプラチン投与中にも気分が悪くなったり容態が変化する懸念もあるとのことでした。
一応、選択権はあったのですが、中止(延期)する理由なんてなにもありませんよねぇ。迷わず『実行』を選択し準備にとりかかってもらうのでした。
事前の吐き気止めイメンドを服用し更に吐き気止め点滴を投与、これが事前準備ですね。
本番となるオキサリプラチン投与時にも、点滴の管をヒータで温めながら、血腕には痛み防止のためのに温めたタオル、更には管の痛み止め(?)みたいな点滴を一緒に投与することになります。。。慣れてはいましたが、改めて考えると結構大掛かりな仕掛けですよねぇ。
で、こちらが診療明細。
この時点で院内に入ってから4時間以上経過、この後は治療費を精算し処方箋を持って最寄りの薬局へ足を運ぶことになります。
前回からオキサリプラチン投与量を減らしているからでしょう、治療費は10,780円の出費と今回も安めでした。
処方された薬類は、こちらの通りですね。
各クール最初にオキサリプラチンを投与するのですが、翌日と翌々日の2日間の朝にはイメンドという点滴時にも服用した少し強烈な吐き気止めを服用。
その他の吐き気には、普通の吐き気止めを服用するかんじですね。
で、今回のお薬代として、4,690円。
こちらも2週間服用するオキサリプラチンの錠数が減っているので、以前よりもお安く上がっていますね。
それもこれも血小板数値が上がらない私の体質のおかげ。
ちょっぴり嬉しいのですが、代わりに「CapeOX治療」の数日前には「フィルグラスチムBSシリンジ」を接種することになりましたし、時間と出費の面から考えると嬉しさも半減といったところではないでしょうか。
こうして、ようやく7クール目の「CapeOX治療」にこぎつけた私ですが、次回の最終クールとなる8クール目は年明けになります。
現時点での体調ですが、吐き気に関しては薬も服用しているせいか、食欲は若干低下気味ですが自覚症状はありません。
むしろ、問題は手足症候群。。。最近の寒波到来のせいか、オキサリプラチン投与量を減らしているにも関わらず症状が重いですねぇ。
今までは、点滴を入れた反対側の腕は症状は出なかったのですが、今回はまるで北斗神拳で疲れたように体のありとあらゆる末端の痺れと痛みに悩まされています。
これまでの経験では私の場合は1週間で収まっていた手足症候群ですが、今回は長引きそうな気配です(涙)。
今年の癌治療での通院は23日のCT検査で最後。
と言うことは、ブログ記事ネタが枯渇するということになるかもしれませんねぇ。。。皆さんに忘れられないように記事をアップしていかなくては。(苦笑)