CapeOX治療も延期になり、11月17日のリベンジまでロイコンを服用するのみという治療生活。
流石に体調のほうは、副作用もなく落ち着いた日々を送っている今日この頃な私。
こうなってくるとブログの性格上、『記事ネタ枯渇症候群』に見舞われがちなのは正直なところでして、“なんか記事をアップしておきたいなぁ”という軽い気持ちでPCに向かうのでした。
思えば2019年2月の横行結腸癌(大腸癌)以来、肝臓転移と言うこともあり病院に出入りすることが極端に増えた私なのですが、かねてから感じていたことを綴っておきたいと思います。
2年連続の2回目の癌と言うこともあり、CapeOX治療あるいはゼロックス治療を合計で16クール(8クール×2回)こなさないといけない私の現状ですが、これまでの記事でお伝えしているように白血球やら血小板数値の関係で、幾度となく病院には赴くものの治療のクールをこなすことなく退散することも多く、途中のCTやMRI検査での通院を入れると、ここ2年近くはかなりの回数で病院へ足を運んでいますねぇ。
治療などは特に不快な思いをすることはないのですが、通い始めて院内で“ある光景”を見かけると何故か不愉快になってしまうのです。
それは、治療待ちや治療後に見かけるスーツ姿の輩。
手にはパンパンに膨らんだビジネスバッグを下げ、診療を終えたり休憩していたりしている医師に付きまとっています。
製薬会社の営業担当者なんでしょう、新薬の紹介や或いは使用後の薬の印象や手応え等を話すために医師に付きまとっているのだと感じています。
皆さんはどう思われるか分かりませんが、個人的にはこの光景は大嫌いですね。
新薬の紹介やレビューなどを医師と情報交換するのは反対しませんし、むしろ大歓迎です。
が、その薬やアイテムを接種している可能性のある患者の近くで耳にはいるような行為は嫌いです。
しかも外来受診など患者が多くいる中で不適切な行為ではないでしょうか、医師と面会するなら入院患者は別しても外来患者がいない時間帯、もしくは隔離した場所で行っていただきたいですねぇ。
製薬会社担当と医師が話をしている光景が目に入ると、何か自分がモルモットやマウスみたいな実験台になっているのではないという感情が湧いてくるのです。
その漏れ出る彼らの会話の中で自分が受けている治療の話や薬などの単語が聞こえてきた時際には、
“えっ、今の薬には何か欠点があり新薬が出るのかな?今接種している薬はベストではないのかな?”
なんて思っちゃいますよねぇ。
彼らの周囲にいる皆は、その薬を決して安くないお金を払って体内に取り込んでいるわけですから。
日本の医療技術の進歩が安全性を両立しながら日進月歩であることは嬉しいことですし、そのために多くの人間を含めた検体たちの犠牲の上に成り立っているのは理解しているつもりです。
少なくとも自分が今現在受けている治療が様々な状態を考慮したベストな治療方法だと皆信じておきたいですよねぇ。
そんな思いの方々が多くいる前で自社の薬のアピール話をしてほしくないですね、自分が接種している薬の競合他社の話なんて聞きたくないです。
もしかして、今回の記事はちょっぴり毒を吐いているかもしれません、気分を害させる方がいらっしゃるかもしれませんがご容赦くださいませぇ。。。時々毒を吐いてしまうのです、これも副作用でしょうか(笑)。