明日から始まる抗がん剤治療(2クール目)まで、わりと落ち着いた体調で過ごせている今日この頃。
明日以降は“(天敵?)オキサリプラチン投与”の影響で活性が下がりブログ更新もできるかどうか不明なので皆さんに忘れられないよう今日中に記事を1つ残しておこうかと(苦笑)。
今回はタイトル通り「iPhone当選詐欺」という、2~3年前に流行した詐欺サイトにつて、未だにおうこうしているようなので紹介しておきたいと思います。
その他、私が知っている似た手口のインターネット詐欺サイトについては、以前から運用している別ブログのリンクを貼っておきますので参考にしていただければ嬉しいです。
正直、この手の詐欺サイトは既に撲滅されたと思っていましたねぇ。
傾向として、海外サイトへ頻繁にアクセスしているとポップアップ画面として突然現れるようです。
以前は、Googleさんから「ガラクター」だの「ファウェイ」だの日本人ではおおよそ手を出さないシロモノに当選したという下りでしたが、最近は日本人が大好きな「iPhone」が商品ラインナップに追加されています。
ダミーの当選者のコメントなども出てきたり、情報入力までに時間制限を設けたりしてクレジットカード等の個人情報の入力を促してきます。
情報入力までに「Googleの使用頻度は?」、「Googleの満足度は?」みたいなアンケートを経由して、「Googleの創始者は?」や「Googleの操業開始年は?」などの三者択一のクイズ形式に答える仕組みになっているのですが、わざと間違えても「全問正解」としてクレジットカードの入力画面に誘導されます。
メールアドレスなども入力するようになっていて、入力したメールアドレスには「当選おめでとう」まがいのメッセージが届く始末でオフィシャル性を醸し出しているので注意が必要です。
それっぽい、質問用の連絡先やらメールアドレスが記載されているのですが、国番号がGoogle本拠地のアメリカ「1」ではなく、馴染みのないスロベニア「386」になっていますね(笑)。
見事(笑)クイズをクリアすると商品カラーなどを選択する画面に誘導。
ここでも「残数が少ない」ことを巧みに表現し、焦ってエントリを誘導させるトラップが見え隠れしています。
以前は、妙な日本語の画面ばかり出てきたのですが、最近は日本語の出来栄えもまずまず(笑)。
もしかして、日本人が加担しているのでしょうか。
こうして最終的にはクレジットカード情報の入力画面に誘導されます。
ちょっと試しに間違ったクレジットカード情報を入力してみると受け付けないので、“それなりのチェック”はされているようですねぇ。
ということで、実際に使っている正規のクレジットカード情報を入力してみることに。。。結果は、見事?支払い完了(笑)。
でも、ご安心くださいませ。
直ぐにコールセンターに連絡しカードを停止し再発行手続きをすれば大丈夫です。
ちょうど、カードがひび割れていたので造り直したいなぁ、なんて思ってた私に結果として背中を押してくれたのでした。
カード再発行の手続きを円滑に行うためには、ゴールドカードなど専用電話番号が用意され繋がりやすい方が便利です。
また、そのクレジットカードで自動引き落とし等をしていないほうが簡単に手続きできますのでカード情報入力時には確認しておいたほうが無難ですかね。
まぁ、こんなアホなことをするのも私くらいかもしれませんねぇ(笑)。
この手のスマホ当選キャンペーンって、クレジットカードの大御所であるアメリカンエクスプレスさんがやっていたりするので手口として非常に紛らわしいのです。
ちなみに私はアメリカンエクスプレスさんからiPadいただいたことがあるのですが、こちらは会員専用のホームページからのものでした。
まぁ、世の中にそんなにオイシイ話は落ちていないということですね。
<別ブログですが関連記事です>