結局、2019年から手術を経て抗がん剤治療を始めることになり、2020年も順調に進んでも冬くらいまでは治療が続く見込みな私。
こう長く続くとなるとは思ってもいなかったため、今になって悩んでいるコトがあるので聞いてやってください。
それは、
『歯医者に行くかどうか』
ということ。
きっと、“絶対歯医者に行ってはダメ!”なんてことはないのでと思うのですが、程度にもよりますよねぇ(あくまでも個人的見解ですが)。
歯医者へ行けば、麻酔されたり痛み止めや化膿止めとか処方されたりするのでしょうし、現在進行中の「CapeOX」という癌の治療に加え“何かしら別のモノ”を体内に取り込むことになるのですが大丈夫なのかなぁ。
昨年に治療を中断することになったのですが、理由は血液検査で「Nuet絶対数」なる値が基準を下回ったためでした。
「Neut絶対数」を簡単に言うと、白血球の中の「好中球」という“外敵から身を守る役割をしてくれる重要なヤツ”の割合を示す数値、と素人ながらに理解しています(たぶん、当たらずとも遠からずのはず?)。
こいつか減少しているということは、体の抵抗力が落ち感染症リスクや貧血が懸念されるとのこと。
なぜ「Nuet絶対数」が下がると治療継続が難しいのか定かではありませんが、この時は「ロイコン」なる白血球を増やす薬が処方されました。
ロイコンを服用している間も、
“おっ、Neut絶対数が上がって来たなぁ!”
なんて自覚があるわけもなく、抗がん剤治療を再開し全8週間におよぶ治療を終えました(が、癌は再発したのですけどね)。
私にとって厄介なのは、この感染症リスクとか貧血などの自覚症状の薄い副作用に見舞われることかもしれません。
もともと体の異変には鈍感なほうで、少々の体調不良は気になりませんし“たまには、こういう日もあるよなぁ”なんて思ってしまいがちなんですよねぇ(苦笑)。
もしかすると今服用しているカペシタビンとも飲み合わせがあったり。。。皆さんはどうされてるんだろう。
治療開始前にもらったハンドブックにも治療開始前には「他の薬を飲んでいるか」とチェックリストには記載があるのですが、治療中に関しての他の薬の服用については記載がないんですよねぇ。
これって、いつもの私ですと、
『だって、どこにも書いてないじゃん。そんなに重要なコトなら明記しておいてもらわないと』
という発想で勝手に歯医者に行くんですが、抗がん剤という性格から身体への負担も多いのでしょうし、今一つ躊躇っている私なのでした。
まぁ、来週に担当医にでもアドバイスを求めることになるのでしょうが、できれば歯医者にも通いたいなぁ。。。
長年に渡って海外をウロついていたことを理由に敬遠していた虫歯治療のツケが、今になって回ってきちゃった格好ですね。
昨年はなんとか痛みも我慢できたんですがねぇ。。。まさか2年も虫歯(しかも数本はある)を放置しなくてはならなくなる可能性があるとは(涙)。
ちなみにクレジットカードなどに付帯されている海外傷害保険で歯の治療は、カバーできませんのでご注意くださいね。
普通に数十万円くらいは請求されると思いますので、痛み止めでごまかしながらでも帰国後に歯科へ駆け込む方が賢明だと思います。