2019年に患った横行結腸癌ですが、昨年の判定されたステージは、「Ⅲb」というもの。
この「Ⅲb」と判定される条件は「リンパ節に転移が認められる」と言うもので、昨年の手術前の状態で見事この基準をクリアしていたわけですね。
従いまして、盲腸から胃袋付近までの約50cmの大腸切除と同時に付近のリンパ腺も除去する手術となりました。
大腸が盲腸から胃袋付近まで除去された理由は、胃袋に隠れていた癌のため腸閉塞みたいな状態になっていて将来的にもこの部分は機能しないと判断されたようです。
全長が2mくらいある大腸のうちの始まり部分である1/4を除去したということになるわけですね。
盲腸部分は健全で影響がなく残しておいても良かったのですが、大腸を切除することによって盲腸の位置が変わってしまうため、今後盲腸炎になった時に手術が面倒なので一緒に切除した次第です。
これで盲腸炎という病気には一生お世話にならない体を手に入れることに成功したということですね(笑)。
若干の副作用には見舞われながらも抗がん剤治療を終えた私ですが、一旦出た「Ⅲb」という判定が覆り「Ⅳ」へと格上げすることになったのですねぇ。
ステージが「Ⅳ」となる条件、それが『他部位への転移』だったのです。
術後1年が経過した2020年3月に肝臓への転移が発覚し「Ⅲb」から「Ⅳ」と格上げされたということになり現在に至っているわけですね。
突然、昨年の横行結腸癌から今年の肝臓癌へ話題が飛んでしまいましたが、ステージ格上げ祝い(?)を兼ねて現状を簡単に報告させていただきました。
前回患った横行結腸癌が「2年生」で、今回の肝臓癌が「1年生」ということになるのですが、肝臓癌のほうはこれから治療が始まります。
どんな治療を提示されるのか心配ではありますが、追って皆様に紹介させていただきたいと思います。
次記事以降は、引き続き昨年に横行結腸癌の抗がん剤治療として経験したゼローダ(Xeloda)から、現在の肝臓癌発症のお話をアップしていきたいと思います。